水族館巡りをしてみる

ゆったりとしたペースでいろいろな水族館を巡る

水族館巡り1 「アクア・トト ぎふ」

記念すべき第1回は、岐阜県各務原市にある日本でも珍しい淡水魚の水族館「アクア・トト ぎふ」でございます。

小さい頃に訪れたことがありますが、ほとんど記憶にありませんでした。

入館料は大人1500円、意外と安いですね。

 

 

入場ゲートを通って目の前にあるのはアルダブラゾウガメのケージ。仲良く植物を食べていました。

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実はアルダブラゾウガメ、200年ほど生きるらしいです。この2匹?2頭?はその寿命を全うするまでここで暮らすのでしょうか。

私なら暇で暇で耐えられなくなるだろうな、などとどうでもいいことを考えながら眺めていました。

 

順路を辿ると行き止まり。

どうやら最初にエレベーターで4階まで上がり、そこからスロープで降りながら展示を楽しむようです。

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こちらがスロープ。左側の小さな水槽にも様々な生物が飼育されていました。

4階、3階は岐阜県を流れる長良川の源流から河口までを辿るような展示です。

 

次に気になった生物はこの子。

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オオサンショウウオです。有名な生物ですね。

世界最大の両生類で国の天然記念物だそう。

近年、日本固有のサンショウウオ外来種と交配してしまうという問題が起きていると聞いたことがあります。

非常に下衆な話なのですが、5分ほど眺めて全く動かなかったこのオオサンショウウオ、どんな感じで交配するのでしょうか。

少し気になります。

 

3階は両生類が多く、こんな生き物もいました。

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こちらはシュレーゲルアオガエル。THE カエルって感じの見た目をしていてかわいいですね。モリアオガエル、トノサマガエル、などと非常に日本チックな名前のカエルが並ぶ中、この子はとてもお洒落な名前ですね。

しかし日本の固有種です。

喉の袋を膨らませることができるようですが、しばらく観察していても見られませんでした。

 

私は爬虫類が好きで、もちろんヘビも例外ではありません。

こちらはアオダイショウ

田舎の小学生の遊び相手として有名ですね。

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日本には様々なヘビがいますが、その中でも特によく知られている種類ではないでしょうか。ネズミやスズメなど、農業生活に害を与える動物を食べるため、人間にとっては有難い存在だったようです。そんなアオダイショウも流石に現在のような都市環境では住めないらしく、あまり見かけなくなりました。

丸い瞳が特徴的で愛らしいですね。

 

平日の昼間ということもあってあまり混んでいなかった館内ですが、コツメカワウソの水槽前は沢山の家族連れで賑わっていました。f:id:Miami1925:20180912035408j:image

ニホンカワウソは絶滅したと言われていますが、私はどこかで生き残ってくれているんじゃないかと密かに信じています。浪漫がありますよね。

 

ところで皆さん(誰かこの記事見ているのか?)の生まれは都会ですか?

私の住んでいた田舎では、田んぼや水路でよくこの子を見かけました。

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アカハライモリくんです。

帰省するたびに田んぼに探しに行くのですが、この頃全く見なくなりました。

毒があるようで、お腹の赤色は他者に警戒を促す目的があるようです。

小さい頃の私は綺麗だなぁとしか思っていなかった気がします。

 

今回最も衝撃を受けた生物。
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トビハゼです。

いや、トビハゼ自体は何度も見たことがあったのですが、じっくり動きを見たことがなかったのです。

 

トビハゼ、めちゃくちゃ跳びますね。

ビックリです。

基本的に最初のジャンプは胸びれとともに尾びれも使って大きく跳ね上がります。

石の断面にくっつくと、そこからは胸ビレをオールのように動かして登っていきます。

写真の3匹目なんて石のほとんど垂直の部分を登っていきました。

しかも速い。もっと鈍い生物だと思ってました。ごめんなさい、トビハゼ

 

2階からは世界の淡水魚たち。

 

この子かっこいいですよね。

ゴライアスタイガーフィッシュというらしいです。

なんといってもこの鋭い歯です。絶対に噛まれたら痛いですよね。

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このフロアには「メコン川水槽」や「コンゴ川水槽」があり、メコンオオナマズやニシアフリカコガタワニといった有名な生き物がたくさんいたのですが、それ以上にこの子が気になってしまいました。

 

最後の1階はアマゾン川をテーマとした水槽。

私の好きなマタマタがいました。
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苔や枯葉に覆われたような見た目のボコボコとした甲羅を持つカメです。大きさも3、40cmほどあり、なかなか大きいです。

しかし、顔をよく見てください。

笑ってるように見えませんか?この顔がとても好きなんです。かわいいですよね。

あまりにかわいくてピラルクとかピラニアとかメジャーな魚を撮り忘れてしまいました。

 

 

写真で紹介はしておりませんが、アマゴやアユといった日本の渓流魚はもちろん、テッポウウオやアロワナのような世界の特徴的な淡水魚もたくさん飼育されていました。

 

日本には主に海水魚を扱っている水族館が多い中、淡水魚だけを堪能できる数少ない水族館でした。

餌やり体験やアシカショーもあり、小さな子供でも退屈せず楽しめる素敵な水族館です。

じっくり回るタイプの私で一周3〜4時間ほどでした。

 

皆さんも是非訪れてみてくださいね。

 

アクア・トト ぎふ 公式HP

http://aquatotto.com

このブログについて

私のブログをご覧いただきありがとうございます。このブログでは、私が訪れた水族館の生き物たちを紹介していこうと思っております。

 

投稿は頻繁ではなく、内容もマニアックなものではありません。正直言って私の思い出日記みたいなものですが、もしよろしければご覧ください。